2015.10.20

濃厚好きも淡麗好きも必見!専門誌の編集者が選ぶ「つけ麺」名店5選

中山秀明

ある時はフードライター、またある時は食の評論家として活動するワタクシですが、雑誌一冊を編集することもあります。そんなこんなで、今夏『つけ麺&まぜそば 名店100 首都圏版』というムック本をやらせていただきました。あえてラーメンではなく、つけ麺とまぜそばにクローズアップした意欲作でございます。

 

もちろんすべて名店なのですが、今回はその中でも23区内から厳選したつけ麺の店を5つご紹介。味は淡麗から濃厚、そして雰囲気も素朴系からお洒落系まで。どうぞご覧ください!

 

神レベルのウマさで東京一の豚骨魚介に!千歳船橋の「勢得」

ラーメンフリークなら必ず知っている、年1回発売の格付け誌『東京ラーメン・オブ・ザ・イヤー(通称TRY)』。その2014-2015年版の名店・つけ麺太麺部門で東京ナンバーワン(勢得は2位でしたが、1位の「とみ田」は千葉・松戸の店)に輝いたのが「勢得」です。千歳船橋というマイナーな駅から徒歩15分という場所にあって好アクセスではないのですが、週末ともなれば行列は必至。

 

▼つけめん 830円
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店主ひとりでやっていて、営業時間が短く、電話番号が非公開という条件ながら食べログでも高評価を得ているのは、圧倒的なおいしさだからにほかありません。濃厚豚骨魚介という、今ではオーソドックスな味わいですが、だれも到達できないような神レベルの完成度の高さです。

 

▼ラーメン 780円+のり(8枚)100円
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もちろんラーメンも激ウマ。つけ麺もラーメンも、濃厚な動物系ポタージュと力強い魚介系のダシが見事に調和し、存在感たっぷりの醤油ダレと渾然一体に。さらに、ふわっと広がる海老油が全体をまとめ上げ、これらを無二の存在へと昇華させているのです。

 

 

海老好きならマストで行って!新宿の「五ノ神製作所」

お次は新宿から近いので行きやすいです。「つけ麺 五ノ神製作所」という変わった店名ですが、味は本物。先述の濃厚豚骨魚介というジャンルを築くことに貢献した、高田馬場の名店「渡なべ」出身の方がオーナーというのがひとつのポイントです。とはいえここのダシはカツオや煮干しといった魚介ではなく海老。しかも数種を超大量に使うことで、インパクト大の濃厚&芳醇な味わいに仕上げています。

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甘海老のほか、オマール海老や伊勢海老といった高級素材を惜しげもなく使っているのに、リーズナブルな値段でうれしい。しかもこの海老トマトつけ麺なら、バジルとバゲットで味の変化も楽しめるんです!

 

▼海老トマトつけ麺 850円
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海老の甘みや香ばしさが濃厚な豚骨スープと混ざり合い、ひと口すすれば幸せな気持ちでいっぱい。海老のラーメンやつけ麺は今でこそ珍しくありませんが、ここは本当にひと味違います。海老好きな方にはぜひ一度食べてみてほしい。そんなお店です。

 

▼海老つけ麺 750円
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昆布水に浸った淡麗つけ麺が絶品!西早稲田の「やまぐち」

ラーメン界(つけ麺やまぜそば含む)には「淡麗系」という繊細な味わいのジャンルが存在。その中で、つけ麺の麺を昆布水に浸した状態で提供する店があり、話題になっています。ただその数は少なく、首都圏を中心に数店舗というのが現状。都内を代表する一軒といえば、西早稲田の「らぁ麺 やまぐち」といえるでしょう。

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※2013年のオープン時の写真です。

 

同店の麺は、京都にある「麺屋棣鄂(ていがく)」というカリスマ的な製麺所に特注したもので、しなやかでツルリとした食感と、芳醇な小麦の香りが特徴。これを鶏100%のドッシリとしたつけ汁でいただくのです。その味は上品ながらもコクがあって、奥深いおいしさ。

 

▼鶏つけそば(無料で大盛りに)890円
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同店はTRYの常連であり、昨年は『ミシュランガイド東京2015』でビブグルマンを受賞したほどの名店です。つけ麺はもちろんラーメンもメチャクチャおいしいので、こちらも要チェックです。

 

▼鶏そば 780円
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しかも9月には江東区の東陽町駅近くに「らぁ麺やまぐち 辣式 (らつしき)」というセカンドブランドをオープンしました。ここは「麻婆まぜそば」と「塩らぁ麺」を名物にした店ということで、今年の台風の目になること間違いなしです。

 

 

2015年の旬な名店。お洒落な雰囲気も◎な三越前の「なな蓮」

おいしいだけじゃなく、雰囲気も大事。という方には、三越前駅からスグという立地もお洒落な「日本橋製麺庵 なな蓮」はいかが? 周りの雰囲気も情緒漂う雰囲気で、外観は純和風をシックに演出した大人な設え。そして内装は明かりを落とした和モダンな空間で、JAZZが流れるというニクい演出も光ります。

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※8月に上梓した『つけ麺&まぜそば 名店100 首都圏版』の扉ページを筆者が撮影。

 

もちろん味のほうもお墨付き。同店は2014年のオープンながらスグに人気に火が付き、TRYの新人賞で3つの部門に入賞した実力店です。それもそのはず。店主は世界的な名店「一風堂」系列の「五行」と、池袋の人気店「BASSOドリルマン」で腕を磨いたスゴ腕の持ち主。

 

▼濃い出汁つけそば 850円
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写真の「濃い出汁つけそば」は、豚、鶏、魚介がバランスよく調和し合ったつけ汁に適度な噛み応えの中太麺が絡む一杯。このほか、「支那つけそば 850円」や、「濃い出汁そば 800円」、「支那そば 800円」もおススメなのでお好みをチョイスしましょう。

 

 

ドロドロ好きにはジュレのようなつけ麺を。曙町の「克味」

ラストは、都内屈指のドロドロなつけ麺を味わえる「麺匠 克味」を紹介。ここはほかの4店のような輝かしい受賞はありませんが、ネットリとしたポタージュ感のあるつけ麺の店となれば、ガチで都内3本の指に入ると思います。なにせ商品のネーミングは「超ド級濃厚トンコツつけ麺」。

 

▼超ド級特製濃厚トンコツつけ麺(無料で大盛りに)990円
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乳化した粘度の秘密はつけ汁にブレンドされた米粉にあり! 聞くところによれば、濃度が60あるとか。この濃度はみりんが約50、ジャムが約70なので、その中間ということですね。食べ終わるころにはつけ汁が麺に持っていかれてなくなってしまうレベルです。また、特製の場合はお肉にも注目。麺の上には豚バラ、つけ汁には豚肩ロースと2種類のチャーシューが豪快に入ります。ガッツリ食べたいときにはココに決まりですね!
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つけ麺好きの方からすると「あの店が入ってないじゃん!」とお叱りを受けそうですが、まぁラーメン(つけ麺やまぜそば含む)は「うまいかどうか」ではなく、「好きか嫌いか」ではないでしょうか? ということでお許しください。次はまぜそばの回でお会いしましょう!

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