2017.10.09

パスタ1品のみ。こだわりすぎレストラン「OUT」で食の新体験を!

中山秀明

上陸系にコンセプトのトガったニューカマーなど、日々話題の新店が登場する東京レストランシーン。今回ご紹介するのは、そんな時代に誕生した究極形、「料理はパスタ1品のみ」というお店。かなりブッ飛んだコンセプトが格好いいレストラン「OUT」です。

 

 

今年の7月1日にオープンした「OUT」のコンセプトは「One dish. One wine. One artist.(ひとつの料理、ひとつのワイン、ひとつの音楽)」。

 

■料理:
贅沢な採れたてトリュフが薫る自家製フレッシュパスタ

 

■ワイン:
リッチでどこまでも力強い赤ワイン

 

■音楽:
目が覚めるようなレッド・ツェッペリンのサウンド

 

これらが三位一体となって、他店では味わえない極上の食体験を楽しめるのです。ものすごいシンプルで潔く、そして贅沢なスタイルですね…

 

それでは、そんな新感覚レストラン「OUT」を取材してきましたので、その様子をレポートしていきます!

 

 

青山・表参道エリアらしい洗練された雰囲気!

「OUT」があるのは渋谷駅と表参道駅のちょうど中間あたり、青山通りから少し横に入った閑静なエリア。

 

▲夜の闇のなかで光る「OUT」のネオンが魅惑的

 

店内はカウンター席が中心。デザインは、ロック好きで知られる建築家・デザイナーの小坂竜さんが担当しました。カウンターはシンメトリーになっていて、ライブハウスやコンサートホールのステージをイメージしています。

 

▲JBL製のスピーカーが両サイドにあって、キッチンはちょっと小上がりになっています

 

レッド・ツェッペリンの曲はレコードで流します。1曲のループではなく、アルバムや曲はその日の気分で。かけているアルバムのジャケットは店内に飾られます。ちなみに店名の「OUT」は、彼らがリリースしたアルバムのタイトル「In Through The Out Door」からとったのだとか。

 

▲レコード機器。これでレッド・ツェッペリンの曲をかけます

 

▲この日に流れていたのは1st.アルバム、その名も「LED ZEPPELIN」

 

料理やドリンクの注文方法は、なんと券売機です。クレジットカードも利用できるのですが、その際は「カード利用の旨」が書かれた券を買って、カウンターで提示します。

 

▲券売機。ボタンはたくさんありますが、あくまでも料理とワインは1種ずつ。あとは追加のパスタ券とか、セット券などのボタンです

 

 

パスタもお酒も、こだわりが深すぎ!

ではお待ちかねの“一品入魂”、トリュフパスタと赤ワインを実食してみましょう!

トリュフはその時期によって、最上のものをセレクト。この日はイタリア産でした。北半球から南半球まで、優れた素材を世界中から仕入れます。

 

▲円形カウンター中央の台座に鎮座するトリュフが神々しい…

 

パスタはすべて自家製の手打ちとなり、150gとボリュームたっぷり。イタリアの小麦粉と卵で作ります。そして味付けはいたってシンプル。パルミジャーノ・レッジャーノ、ニュージーランド産のバター、オーストラリア産のオリーブオイルを使用。これ以外の味(たとえばトマト系)にはしないそうです。

 

味付けや麺はトリュフありき。トリュフには旬があり、旬が変わると別の産地に変える。となると、パスタの味付けも微妙に変える必要があって…ということで、かなりこだわっています!

 

▲トリュフをできたてのパスタに削りかけて…

 

▲完成しました!トリュフたっぷりで豪華! 価格はパスタのみで2,900円

 

▲この日の麺はフェットチーネ。トリュフによってはタリアテッレになるとのこと

 

食べてみると、まずはトリュフの華やかな香りが通り抜けます。そこにパスタの小麦の風味が加わって…素材たちのコンビネーションが絶妙で、それぞれの良いところが引き立っています!

 

続いて、芳醇なパスタに負けない“リッチで力強い”赤ワインをいただいてみましょう。ワインも日替わりで、この日はイタリアの「2016ウニコゼロ トラッフルハウンド」。栽培が難しい「ネッビオーロ」というブドウ品種で作られた、添加物不使用のナチュラルな1本です。

 

▲2016ウニコゼロ トラッフルハウンド グラス1,300円、ボトル6,100円

 

トリュフやパスタに合う銘柄をその都度セレクトするというだけあって、料理との相性は最高!ワインはグラスでもボトルでも注文OKで、泡が飲みたいという人にはシャンパン(グラス1,400円、ボトル9,500円)を飲むこともできます。

 

 

ところで、こんな変わったお店を誰が作ったの?

「OUT」を生んだのは、3人のオーストラリア人。メルボルンでレストランを経営するデビッド・マッキントッシュさん、起業家のトム・クレイゴさん、そして東京でフードコンサルタントとして活躍するセーラ・クレイゴさんです。

 

自身のプライベートパーティーで、ツェッペリンを聴きながら食べたパスタとワインから来るインスピレーションがスゴかったんだそうです。

 

▲セーラ・クレイゴさんは実際に店舗運営も担当しています

 

“移民の国”オーストラリアは、いい意味で保守的ではなく、いろんな国の文化をうまく取り込むのが得意。また、彼女が住んでいたメルボルンは、世界的なシアトル系コーヒーチェーンが唯一撤退した街。変わったコンセプトは、オリジナリティを愛するオーストラリア的な発想から生まれたのかもしれませんね。

 

ひとつのモノを極限まで磨きあげ、調和させた、完璧な食体験。目や舌が肥えた東京人にこそススめたい、五感を刺激する“本物”を提供してくれるレストランです。ちなみに同店の営業は夜のみ。たまにはDAYではなく、NIGHT“OUT”もイイのでは!

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