2018.01.07

日本で初めて定額制カフェをはじめた「coffee mafia」の舞台裏

中山秀明

2018年に盛り上がるグルメのトレンドとして注目されている、定額制の飲食店。現在、東京を中心にいくつかのコーヒースタンドではこのシステムが導入されていますが、日本初といわれているのが西新宿の「coffee mafia」です。オープンは、比較的まだ新しい2016年の10月。元祖ということで、立ち上げにあたってはどんな想いやドラマがあったのでしょうか。担当者にインタビューをし、舞台裏に迫りたいと思います!

 

■マーケティングのプロである代表がいち早く日本に取り込んだ

応じてくれたのは店長の野﨑陽介さん。同店は、月額2000円でこだわりのコーヒーを何杯でも楽しめるのが最大の特徴。その話題性から、さまざまなメディアで取り上げられています。まずはコーヒーの定額制をはじめることになったいきさつなど、出店の経緯からたずねてみました。

▲「coffee mafia」の野﨑陽介店長

「当店は『株式会社favy』という企業が運営しています。もちろん僕も社員なのですが、弊社ではグルメメディアの運営や飲食マーケティング、またお店や食品のPRなどなど、飲食に関するさまざまなことを事業にしています。そのひとつが、当店のような直営飲食店としての運営ですね。これまでいくつかのお店を手掛けていますが、そのどれもがこれまでにない発想を前面に打ち出しています。当店に関しては、弊社の代表・高梨 巧がアイデアを持ち込んで実現した形となりますね」(野﨑さん)

 

favy社の手掛けているお店は、会員制の焼かない焼肉店「29ON」(ニクオン)や、恋を呼ぶ!?超濃厚ソフトクリーム専門店「coisof」(コイソフ)など、確かにトガったコンセプトでメディアを沸かせているお店ばかり。なぜ、画期的なお店を次々誕生させられるのでしょうか。それは同社に集まってきた人々と、企業理念に関係しているようです。

▲完全会員制の”焼かない焼肉屋”として大きなニュースとなった「29ON」

というのも、favy社のミッションは「飲食店が簡単に潰れない世界を創る」こと。これを掲げ、デジタルマーケティングの専門家と食の専門家が集まっている会社なのです。そして高梨代表はマーケティングのプロとして、元々世界中のトレンドに精通していた賢人。アメリカではおなじみとなっていた定額制コーヒースタンドの文化を、いち早く日本に取り入れたというプロセスが「coffee mafia」誕生の背景にあるのです。

▲「coffee mafia」の豆は世界中からシングルオリジンを使用し、産地はほぼ毎日変わります。ホットとアイスからセレクト可能で、味わいは「しっかり」と「あっさり」の2タイプがラインナップ。なお定額でなくても、同クオリティのコーヒーは1杯200円で飲めます

「たとえば1996年にはスターバックスコーヒーが、2015年にはブルーボトルコーヒーがアメリカから上陸。そんな影響もあって、日本でも外来のコーヒー文化はどんどん浸透していますよね。でももっと気軽でお得に高品質のおいしいコーヒーを味わう方法はあって、それが定額制なんです。会費という形で安定的にお支払いいただくことで、材料費などのコストを下げてお安く提供するスタイル。コーヒー以外にラーメンやフレンチなどでも定額制のお店ができていますが、可能性はまだまだ未知数だと思います。自分自身もっと面白くなっていくと、これからも非常に興味深いモデルですね」(野﨑さん)

 

■定額制とクラウドファンディングが好相性なワケとは?

「coffee mafia」の立ち上げ時には、これまた昨今話題の「クラウドファンディング」が活用されました。これはサイトなどで事前に支援者を募って資本金を調達するシステムですが、なぜクラウドファンディングを用いたのでしょうか。

▲ドーナツは210円、ホットドッグは300円。ランチではローストビーフ丼やカレーなども食べられます

「日本初の試みだったので、事前にどれだけの反響が得られるかを知りたかったからです。ほかにも定額会員制というシステムは、登録しているユーザーから支援をいただくという点でクラウドファンディングと相性がいいんです。また、弊社で以前に手掛けていたレストランでクラウドファンディングを活用した成功事例があったことも理由ですね。ちなみに、サイトは『Makuake』にて公募しました」(野﨑さん)

 

オープンして1年数カ月。会員数や増加率などは非公開とのことですが、順調に増えているそうで2018年には2号店が飯田橋にオープンするとか。あえてこれからの課題や、今後の目標を聞いてみました。

 

「課題は特に見当たりませんが、もっともっと定額制が認知されて文化として広まっていったら素敵だと思います。そのために僕も努力していきたいですし、もちろん2号、3号店と立ち上げる際には全力でサポートしていきますよ! それは他店の定額制に関しても思っているので、競合となるかもしれませんが個人的には大歓迎です。ただなかなか障壁はあると思うので、私たちがノウハウなどを提供する形で新規出店やシステムの導入をサポートする形でも面白いのかなと。いずれにせよ、まだまだ定額制のお店自体は少ないのでもっと『coffee mafia』を増やせるように頑張ります!」(野﨑さん)

▲野﨑店長。「『coffee mafia』がいろんな街にオープンして相互利用できれば、お客様にとってもメリットになると思います」と、今後の意気込みを語ってくれました

サービス自体が新しい分、未来の広がりも無限大と野﨑店長。2号店もオープンするとのことで、やはり2018年はより定額制カフェが盛り上がるでしょう。しかも2号店ではフードをもっと充実させていくとのことで期待が高まります。オープンの際は、改めて新店取材をお願いしたいですね。ご期待ください!

 

人気タグをチェック!

LINE@はじめました

関連記事

[PR]ホテルと新幹線のお得なセット

1泊2名様1室おとなおひとり様の場合

グランド ハイアット 東京

カルチャー、ファッションなど最新の情報が集まる「六本木ヒルズ」にあり、施設も充実。青山、赤坂、虎ノ門にも近く、東京遊びの拠点におすすめ!
  • Twitter
  • Facebook

シンボルタワー

2018冬メトロプラン

人気スポットランキング

TOKYO DAY OUT
  • クラフトビールで、一杯

    いま東京では、こだわりが詰まった「クラフトビール専門店」が急増中!

    詳しく見る

  • 表参道に屋台村!?

    個性豊かなフードカートが並ぶ、コミュニティスポット「COMMUNE 2nd」。

    詳しく見る

  • 2017イルミネーション!

    ここに行けば間違いない、東京の定番イルミネーション5選。

    詳しく見る

  • 自転車で、下町をめぐる

    浅草発! ガイドブックとはひと味違う観光体験を、劇団EXILEの八木将康さんと。

    詳しく見る

  • #1
  • #2
  • #3
  • #4

土日もお値段そのまま!シンプルプライス

人気スポットランキング

NEWS

もっと見る

RANKING

PICK UP

もっと見る

シンボルタワー