2018.01.13

2018年秋に新施設がオープン!渋谷は“遊び&仕事”が一体化した街になる!!

佐藤宇紘

情報の発信地であり、世界中から観光客が殺到する都市・渋谷。そんな街が「100年に1度」とも言われる再開発プロジェクトで生まれ変わろうとしているのを知っていますか?

 

2018年秋には「渋谷ストリーム」と「渋谷代官山Rプロジェクト」の開業により、人の流れが少なかった渋谷駅南側を開拓します。果たしてどんな成長を遂げるのでしょうか? 前回に引き続き、開発を手がける東急電鉄の渋谷まちづくり担当、亀田麻衣さんに話を聞きました。

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クリエイティブワーカーの聖地を目指す「渋谷ストリーム」

——まずは今秋に開業する「渋谷ストリーム」について、どんな場所なのか教えてください。

「コンセプトは『クリエイティブワーカーの聖地』。35階建てのビルに、商業施設からオフィス、ホテル、多目的ホールなどを備えた施設です。仕事と遊びの境界がない、カジュアルな渋谷らしいライフスタイルの発信地を目指しています」(亀田さん、以下同)

渋谷ストリーム前の賑わいイメージ/東京急行電鉄株式会社

——オフィスにはGoogleも六本木ヒルズから移転してくるとか。

「Googleさんの日本法人はもともと渋谷のセルリアンタワーで立ち上がり、会社規模の拡大に伴って移転してしまったのですが、戻ってきてくれるんです。すごく嬉しい話ですよね。起業した土地には思い入れがあると言ってもらっています」

 

——Googleさんが入ることで、渋谷におけるワークスタイルの多様化を促進するパイロットケースにもなりそうです。

「すでに渋谷では、自由な働き方が定着しつつありますよね。服装も皆さんカジュアルですし、コワーキングスペースの数も都内でトップ。場所に縛られず働いて、疲れたらカフェや買い物でリフレッシュするというスタイルが、渋谷ではすでに自然な光景になっています」

 

——その流れを加速させることが、渋谷ストリームの役割だと。

「そうですね。施設内にさまざまな用途を用意することで、自由に働くクリエイティブワーカーにとって魅力ある空間を提供したり、サイクルカフェを設けて、自転車通勤するワーカーのサポートをしたり。同時に渋谷ストリーム周辺にある渋谷川を官民が連携をして再生、代官山まで伸びる遊歩道も整備します。ロケーションにも恵まれた最高の職場環境ができるはずです」

渋谷ストリームと遊歩道の緑化イメージ/東京急行電鉄株式会社

 

地域の課題を解決する「渋谷代官山Rプロジェクト」

——次に、「渋谷代官山Rプロジェクト」について教えてください。

「渋谷ストリームや渋谷川の整備によって、渋谷〜代官山間が盛り上がってきます。その中間地点を開発するのが『渋谷代官山Rプロジェクト』です。周辺は住宅街になっているので、地域の課題を解決する保育所の整備、いわゆるビジネスホテル等とは異なる多様な客室タイプを持つホテル等を作り、新たな地域の魅力と賑わいを創出していきます」

 

——保育所ができると聞いて、渋谷に住む同僚も期待していました。どんなソリューションになるのでしょうか?

「渋谷区では、保育所に入れない待機児童の割合が2016年4月時点で315人。前年度の同期比で25%増えています。今回の保育所の定員は100人程度の予定なので、課題解決に貢献できればと考えています」

渋谷代官山RプロジェクトA棟イメージ/東京急行電鉄株式会社

——なるほど。では、一方のホテル開業は、外国人旅行者の誘致を狙っているのでしょうか?

「それも目的のひとつですね。たとえば、スクランブル交差点は外国人旅行者の訪問先として日本一と言われていますが、ひと目見たらすぐに別の街へと移動してしまう人が多いのが課題で。街に出たら “日本の面白いモノ”に触れられる場所がたくさんあるのに、もったいないなと。渋谷に宿泊先を増やし、『渋谷を中心に観光する』流れを作る狙いはあります」

渋谷代官山RプロジェクトB棟イメージ/東京急行電鉄株式会社

今回のホテルには、個室だけでなくドミトリー(低価格な相部屋)などの計76室を完備し、バックパッカーをはじめとした外国人旅行者のニーズの多様化にも応えるそう。さらには商業店舗区画、オフィス区画も用意。オフィス区画は壁や天井などの内装を入居者が自由にデザインできるようにすることで、ここにもクリエイティブワーカー等、自分らしい働き方を好む人々を誘致すると言います。

 

——渋谷ストリームと渋谷代官山Rプロジェクト、2つを完成させることで、代官山方面が一気に開発されますね。

「渋谷ヒカリエもあるので、働く大人向けのストリートになりそうですね。10代にとってはちょっと背伸びして行きたい、そして20~30代にとってはモデルケースになるような街並みを、緑道を歩きながら体感できる…そんな場所へと変わっていくのではないでしょうか」

 

まちづくりのキーとなる「渋谷流・働き方改革」

——それにしても、2つの計画の共通点が「クリエイター向けのオフィスができること」なのは興味深いです。こうした「働き方改革」とも呼ぶべき取り組みは、まちづくり全体のテーマなのでしょうか?

「その通りです。なので、再開発プロジェクトの“一番槍”だった渋谷ヒカリエには大規模なハイグレードオフィスがありますし、2017年にできた『渋谷キャスト』も商業施設とオフィス、シェアオフィス、賃貸住宅を一体化したビル。ここでは施設内だけで生活を完結させる一歩先のライフスタイルも登場しているそうですよ(笑)」

——それは憧れますね! 渋谷というと「遊び場」のイメージが強いですが、「仕事場」という切り口に目をつけた理由はなんでしょう?

「じつは、渋谷は日本一起業家の多い街とも言われています。クリエイティブ・コンテンツ産業数は都内1位で、以前はシリコンバレーになぞらえて『ビットバレー』と呼ばれた時期も。ですが、こうした勤務地としての需要に対して大規模オフィスが少ない。せっかく渋谷で起業しても、会社が大きくなると社員が働くオフィスのキャパシティが足りず、ほかの街へと移転してしまう課題がありました」

 

それを受けて、今回の再開発プロジェクトでは街の各所にオフィスを新設。約1万4000坪の総面積を誇る渋谷ストリームを筆頭に、計約27万平米、東京ドーム約6個分ものオフィスを増やすそうです。ホテルを増設するのも、旅行者だけでなくビジネスマンの出張を想定したもの。こうして受け皿を確保しながら、渋谷本来のクリエイティブなワークスタイルの支援を加速させていきます。

 

「また、じつはオフィス以外にも足りないと言われているのが多目的ホール。渋谷ヒカリエにあるホールは、1年先までほぼいっぱいなほど大盛況なんですよ。渋谷ストリームにも音楽ライブや商品展示会などに使えるホールを設けることで、クリエイターに表現の機会を提供しつつ、一般の人にとっても『いつ来ても面白いことをやっている場所』を目指していきたいと考えています」

 

 

「若者の街」という印象がある渋谷ですが、今後はクリエイティブワーカーの牽引する「大人の街」としての魅力も高まっていきそう。2018年、洗練された街・渋谷に注目です。

 

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